ナショナルリーグ西部地区で2位のパドレスは、本拠地のサンディエゴでアメリカンリーグ西部地区首位のアストロズと対戦し、ここまで5勝3敗のダルビッシュ投手が中5日で登板しました。

ダルビッシュ投手はおよそ3か月戦列を離れたあと、これが復帰後3試合目の先発マウンドで、1回は打者3人で抑え、2回はアウトコース低めの鋭い変化球で三振を奪うなどヒットを許しませんでした。

1点リードの3回は2アウトからヒットを打たれたあと盗塁も決められて初めて得点圏にランナーを置きましたが、続くバッターはアウトコースを突いたカーブで外野フライに打ち取り無失点で切り抜けました。

ダルビッシュ投手は最速154キロの速球と多彩な変化球でコーナーを丁寧に突くベテランならではの安定感があるピッチングで相手の強力打線を寄せつけず、2点リードの6回まで無失点に抑えてマウンドを降りました。

球数は79球、打たれたヒットが3本、与えたフォアボールが2つ、三振は3つ奪いました。

この日の3つの三振でダルビッシュ投手は大リーグ通算で1994奪三振となり、日本選手では初となる2000奪三振まであと6つとしています。

試合はパドレスが3対1で勝って連勝を「4」に伸ばし、地区首位のドジャースとのゲーム差は3.5のままとなっています。

ダルビッシュ投手は復帰後2連勝で今シーズン6勝目をマークし、日米通算202勝として野茂さんを上回り、歴代で単独2位となりました。

歴代1位はドジャースやヤンキースで活躍した黒田さんが持つ日米通算203勝で、ダルビッシュ投手はあと1勝に迫っています。

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