パリ・パラリンピック車いすテニス男子シングルスで金メダルを獲得した小田凱人選手（18）＝東海理化＝のトークショーが16日、名古屋市内であった。パラ大会の激闘を振り返りつつ「まだここで終わりではないので、引き続き応援をよろしくお願いします」と来場者に呼びかけた。
「夢授業～みんなで自分の未来を考えよう～」をテーマに、小田選手が幼いころの夢や車いすテニスを始めたきっかけを語ったあと、来場者が「チャレンジしたいこと」を発表し、交流を楽しんだ。
質問コーナーでは「悔しくて心が折れそうになったとき、どう気持ちを切り替えているか」を問われ、小田選手は「うまくいかない時ほどその状況を楽しもうと心がけている」と語った。
愛知県岡崎市の小学4年、鈴木彗斗さん（9）は「バスケでオリンピックに出たいと思っている。小田選手の話を聞いて頑張ろうと思った」と話した。【塚本紘平】
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