第49回社会人野球日本選手権九州地区予選は13日、大分県佐伯市の佐伯中央病院スタジアムで2回戦があり、今季限りで活動休止となる大福ロジスティクスが今年の都市対抗に出場した沖縄電力に3―2で勝利し、準決勝進出を決めた。三回に右前2点適時打を放った大福ロジスティクスの新人で4番・大浜快晴選手の試合後のコメントは次の通り。
大福ロジスティクス・大浜快晴選手
(三回の適時打は)相手投手は真っすぐが強いので打ち負けないようにと思っていたが、甘いカーブが来たので、勢いよく打った。
右足首の骨折と靱帯(じんたい)の断裂で4月に手術をして、約1カ月間は入院していた。都市対抗九州2次予選の時は、けがで試合に出られなくて、7月に復帰した。
(チームが今季限りで活動を休止すると聞いたときは)言葉が出なかった。入社してすぐにけがもしてしまったので、いいことがないのが続いてショックで気持ちもやられた。
でも、みんなやめずに京セラドーム大阪に行こうという目標に変わったので、痛みや怖さはまだあるが、どうしてもこの大会は出たかった。正直、現状は50~60%の状態。万全でないし、試合勘もないが、監督にお願いして試合に出場させてもらっている。最後はこのチームでやりたいので。
正直、大手企業でもなければ優勝できる企業でもないかもしれないが、いい先輩と同期がいる。前向きにやっていていいチームだと思う。(今大会は)どんな形でもいいのでチームに貢献したい。
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