今季限りで現役を引退するオリックスのT―岡田(本名岡田貴弘)外野手(36)が10日、本拠地の京セラドーム大阪で記者会見し「本当にたくさんの方々に支えられ、助けられて、ここまでやってこられた。僕の野球人生は本当に幸せだった」と周囲への感謝を述べた。本拠地でのリーグ最終戦となる24日の西武戦で引退セレモニーを行う予定。  2006年に大阪・履正社高から高校生ドラフト1巡目で入団。10年に33本塁打でタイトルを獲得した。進退をかけて臨んだ今季は出場3試合で5打数無安打。8月中旬に決意を固めたといい「結果を残すためにできることは全てやってきた。すっきりしてユニホームを脱ぐことができる」と悔いのない表情だった。  通算成績は出場1362試合で打率2割5分6厘、204本塁打、715打点。今後は未定で「オリックスに19年間、お世話になった。どういう形になるか分からないが力になりたい」と語った。


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