近本選手は8月、25試合すべてに1番バッターで出場して、いずれもリーグトップとなる打率3割9分、出塁率は4割7分、ヒット39本、6盗塁、21得点をマークして、混戦が続くセ・リーグの中で連覇を目指すチームを引っ張り、プロ6年目で初めての受賞となりました。

また、
セ・リーグの投手部門では、DeNAの東克樹投手が、去年9月と10月以来、2回目の受賞を果たしました。
東投手は、8月は4試合に先発し、リーグトップとなる防御率0.90、リーグトップに並ぶ3勝0敗と、安定感抜群のピッチングを見せました。

パ・リーグの投手部門では、ソフトバンクのモイネロ投手がことし6月以来、2回目の受賞となりました。
8月は4試合に先発し、8月13日の西武戦での自身初となる完投勝利を含む3勝を挙げ、防御率2.00の成績を残しました。

打者部門では、日本ハムのレイエス選手が来日1年目で初めて受賞しました。
レイエス選手は23試合の出場で、リーグトップの打率4割3厘、リーグ2位となるホームラン8本、23打点の成績を残し、6年ぶりのクライマックスシリーズ進出に向けて、8月はリーグ最多の16勝を挙げるなど勢いに乗るチームを引っ張りました。

阪神 近本「練習につきあってくれる人たちにお礼を」

6年目で初めての受賞となった阪神の近本光司選手は「練習につきあってくれる人たちにお礼をしたい。8月は塁に出ることだけを意識して打席に入っていた。39本のヒットどれもがすごく大事で、成長させてもらえるヒットが多かった」と喜びを語りました。

今シーズン残りの試合に向けては、「大事な1か月、大事な1試合になってくるので、チーム全員で一丸となって自分たちの役割をしっかり果たして、一つ一つ勝利を積み上げていきたい」と意気込みを話していました。

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