【パナソニック-関メディ学院】二回、右越え満塁本塁打を放ち生還するパナソニックの法兼駿(左)=わかさスタジアム京都で2024年9月4日、下河辺果歩撮影

 第49回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は4日、京都市のわかさスタジアム京都で2回戦2試合が行われた。パナソニックは関メディ学院に20―4で七回コールド勝ち。今夏の都市対抗大会で8強入りした三菱重工WestはSUNホールディングスWESTに6―1で勝ち、ともに準決勝進出を決めた。【下河辺果歩】

パナソニック・金森敬之監督

 (今夏の都市対抗大会に出場できずに)悔しい思いをしたので、この大会に懸けてきた。出だしとしては良かったが、初回はチャンスを作りながら点が取れなかったので、修正して次の試合に臨みたい。

 (満塁本塁打を放った)法兼(駿)は状態が良かった。最高の結果を出してくれて頼りにしている。若い選手も頑張ってくれたら、相乗効果も生まれる。

 (4番を担った)宮崎恭輔は都市対抗予選後に成長した選手。本塁打も打って期待に応えてくれた。

三菱重工West・津野祐貴監督

 予選の入りで投手も野手も硬さがあった中で、竹田(祐)が丁寧に投げて試合を作ってくれた。

 攻撃では序盤は嫌な流れもあったが、山下(航汰)がチャンスでタイムリーを打ってくれた。(山下が)2番に入ってから打線のつながりも良く、いいところでいい仕事をしてくれた。

 (都市対抗大会で8強入りし)今がチームの分岐点。ここから落ちることも強いチームに生まれ変わることもできる大事な時期なので、代表権を獲得して日本選手権に出場したい。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。