岸田文雄首相

 岸田文雄首相は2日夜、パリ・パラリンピックで金メダルに輝いた競泳の男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)の鈴木孝幸選手、男子50メートル自由形(視覚障害S11)の木村敬一選手と首相官邸からテレビ電話をつないで会話し、祝福の言葉を贈った。

 首相は「スタートダッシュで飛び出す見事な戦いぶりだった。先陣を切って素晴らしい成績をあげたことを心から感謝したい」と絶賛。鈴木選手は「今までの経験が本当に生きた。自信を持ってレースに臨めた結果だと思う」と感想を語った。

 首相は木村選手に対し「決勝に臨む時の心境を教えてもらえますか」と質問。木村選手は「大きな声援の中で競技ができることをすごく幸せに感じ、自然と闘争心がこみ上げてきた。全てがはまり、勝ちきることができたレースだったと思う」と振り返った。【園部仁史】

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