全大阪Ⅱフィギュアスケート選手権で優勝した友野一希の演技=大阪府立臨海スポーツセンターで2024年9月1日、大西岳彦撮影

 フィギュアスケート男子で2023年世界選手権代表の友野一希選手(上野芝スケートクラブ)が1日、大阪府高石市の府立臨海スポーツセンターで行われた全大阪Ⅱ選手権に出場した。フリーのみで争われる同大会で153・50点で優勝した。

 4回転ジャンプ3本の構成で臨んだ友野選手は、冒頭で4回転―2回転の連続トーループを着氷。続く単発の4回転トーループで転倒し、4回転サルコウも2回転となったが、ローリー・ニコル氏振り付けの新プログラムを今季3戦目でうまくまとめた。

 この2日間は台風10号の影響もあり、氷上練習ができていなかったという友野選手。そのなかでも「トーループはどちらも良い(ジャンプの)上がりだったし、兆しは見えてきたのかな」と一定の手応えを口にした。次戦は近畿選手権に出場する。【倉沢仁志】

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