新しい部屋の看板の前で撮影に応じる中村親方=1日、東京都墨田区の中村部屋

 6月に独立した大相撲の中村部屋が1日、東京都墨田区で部屋開きを行い、師匠の中村親方(元関脇嘉風)は「力士ファーストの部屋を目指す。いろいろなことに挑戦して取り入れ、結果で報われる力士人生となるよう導いていきたい」と決意を新たにした。  所属する二所ノ関一門から芝田山親方ら日本相撲協会理事3人も出席。中村親方は「ここまで心労もあったが多くの人に支えられてこの日を迎えられた」と感謝を述べた。  力士8人の中村部屋は午前と午後の2部制稽古など独自の手法を導入している。秋場所が途中休場明けとなる部屋頭の十両友風は「先場所の雪辱を果たし、やってきたことが間違いではないと証明したい」と語った。


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