パリパラリンピックでは1日にトライアスロンの11の種目が予定されていましたが、大会組織委員会と競技団体は競技を1日延期してすべて2日に行うと発表しました。

オリンピックと同様、選手たちはパリ中心部のセーヌ川を泳ぐことになっていて、この2日間の雨の影響で水質が悪化し、検査の結果、競技を実施できる基準を満たさなかったということです。

セーヌ川をめぐっては長年、水質の問題が指摘され、パリ市などが大会を前に対策を進めてきましたが、オリンピックでも雨の影響による水質悪化で男子の競技が延期されたほか、競技後に選手が体調不良を訴えるなどの事態が起きました。

今回のパラリンピックでは、東京大会で銀メダルを獲得した運動機能障害のPTS4のクラスの宇田秀生選手など、日本は4人の選手が出場する予定で、競技実施を左右する水質の状況が注目されます。

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