玉井選手は先月行われたパリオリンピックの男子高飛び込みで、飛び込みの日本選手として初めてのメダルとなる銀メダルを獲得しました。

玉井選手は滋賀県草津市で行われた日本選手権に出場し、多くの観客が詰めかけるなか男子高飛び込みの決勝に臨みました。

4回目の演技で、逆立ちの状態で飛び2回半ひねりながら2回転する『6245D』を決め、出場した選手中、最も高い99.00の高得点をたたき出しました。

最後の6回目では、後ろ向きに踏み切って2回半ひねりながら2回半回る『5255B』を、入水まできっちり決めるなど、銀メダリストの貫禄を見せて合計524.50で2位におよそ100点差をつけ、この大会2年ぶり5回目の優勝を果たしました。

演技後、玉井選手は「オリンピックとは違った緊張感で、注目されている分決めないといけないというプレッシャーを感じたが、自分の演技に集中して臨むことができた」と振り返りました。

そのうえで「次のオリンピックに向けていいスタートが切れたので、長いようで短い4年間を気を抜かずにさらに完成度を上げて、金メダルを獲得したい」と、ロサンゼルス大会への意気込みを示しました。

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