カレブ・プラント(左)のスパーリングパートナーを務めた森脇唯人=米ラスベガス(本人提供)

 2021年東京五輪ボクシング男子ミドル級代表の森脇唯人(28)が31日、プロへの転向を明らかにした。スーパーミドル級で米国を主戦場にする予定で、複数のプロモーターと交渉を進める。今年末、来年初めの時期のデビューを目指し「世界王者になる。楽しみしかない」と意欲を話した。  森脇はスピードを持ち味にアマチュアで活躍。東京五輪は2回戦敗退で、パリ五輪出場を逃してプロ転向の決意を固めた。6月から2カ月ほど渡米して、元スーパーミドル級世界王者のカレブ・プラントのスパーリングパートナーを務めた。日本でプロライセンスを取得する意向はなく「階級を考えれば、自分のステージは米国」と語った。


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