第3回となる野球の国際大会「プレミア12」はことし11月に行われ、大会連覇をねらう世界ランキング1位の日本をはじめ、アメリカや韓国、キューバなど世界ランキング上位の12の国と地域が出場します。

30日は都内で、世界野球ソフトボール連盟のリカルド・フラッカーリ会長や井端監督などが参加して会見が行われました。

この中で井端監督は「長く日本が世界一であり続けるには、若い選手がどんどん出ていかないといけないと思っている。フレッシュな新生ジャパンができればいいと思っている。まずはピッチャーを中心に守りをきっちりしたい」と若手の台頭に期待を寄せました。

そして「緊張感がかなり出てきた。連覇を目指して頑張りたい」と力強く意気込みを語りました。

大会は11月9日に開幕し、各チームが2つのグループに分かれて1次リーグを戦い、日本は、バンテリンドーム ナゴヤや台湾を会場に行われるグループBで、▽韓国、▽台湾、▽キューバ、▽ドミニカ共和国、▽オーストラリアと対戦します。

そして、各グループの上位2チームが再び総当たりで対戦したあと、上位2チームが東京ドームで行われる決勝に進み、日本は稲葉篤紀監督のもと初優勝を果たした前回に続く大会連覇をねらいます。

日本代表の新しいユニフォーム発表

30日の会見では日本代表の新しいユニフォームが発表されました。

メーカーによりますと、白を基調に縦のストライプをあしらったこれまでのデザインを踏襲しつつ、さらなる結束を表現するため、これまで1本だったストライプのラインを2本1組にしているということです。

ユニフォームを着用した井端監督は「日本が大切にしている結束、団結力を高めて、大会連覇したい」と話していました。

新しいデザインのユニフォームは、「プレミア12」に向けた強化の一環として11月9日と10日にバンテリンドーム ナゴヤで行われるチェコ代表との強化試合から着用されるということです。

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