◆3年前に敗れたオマーン戦の借り、中国戦で返せるか
日本代表には直近2大会の最終予選は初戦でつまずいてきた苦い過去がある。ハリルホジッチ監督で挑んだ2016年9月のアラブ首長国連邦戦、森保一監督が率いた2021年9月のオマーン戦。再び最終予選を迎える森保監督は「前回はチーム全体のイメージが共有できなかった反省がある。もっと詰めていかないと」。自らを戒めるように語った。サッカーW杯アジア最終予選の中国戦とバーレーン戦に臨む日本代表を発表する森保監督=千葉市美浜区のJFA夢フィールドで(北村彰撮影)
とくに初戦の相手となる中国を率いるイバンコビッチ監督は、3年前の最終予選の初戦はオマーンを率いて日本を下した。森保監督は「今回も徹底的に分析して挑んでくる相手に、戦術面でも精神面でも上回れるように」と警戒に警戒を重ねた。◆森保監督「彼が落ち着いて活動できる環境になった」
主力級をそろえた。期待の復帰組が、今季プレミアリーグで1得点1アシストの三笘と、招集見送りが続いていた伊東の両サイド。伊東については所属クラブの今夏の日本ツアーが大きかったとし、監督は「彼がスタッド・ランスの一員としてツアーに臨んだ際に日本のみなさんが温かく見守る環境があり、彼が落ち着いて活動できると判断した」と明かした。 常連の欧州組を中心としながら、今夏のパリ五輪で存在感を見せた細谷(柏)と高井を融合。初招集の長身DF望月についてはコーチ陣に町田の試合を「追わせた」結果だとし、「どれぐらいできるかまだまだ見ていかないと」としながらも「一丸となって準備していきたい」と話した。(上條憲也) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。