阿蘇市町村会は、再来年に阿蘇郡市で開催が予定されている熊本県民体育祭について、輪番による開催を引き受けないことを熊本県スポーツ協会に8月、通知しました。

阿蘇市町村会は「一つの郡市で全ての競技を開催するのは難しい現状がある」としています。

県民体育祭は県内最大のスポーツ大会で、県内を10のブロックに分けて毎年、持ち回りで開催されています。

今年の大会は9月、天草市、上天草市、苓北町で行われ、23競技に約6200人が参加予定です。(公開競技などを除く数)

今回、県スポーツ協会に輪番での開催を引き受けないことを通知したのは、再来年の開催が予定されている阿蘇郡市7市町村からなる阿蘇市町村会です。

理由については各市町村の負担が大きいことや競技に対応できる施設の問題などとし、TKUの取材に対して「一つの郡市で全ての競技を実施するのは難しい現状がある。選手ファーストで開催の在り方を見直してほしい」としています。

県スポーツ協会によりますと、他の市町村からも「輪番制」についての課題や意見が上がっているということで、「今後、負担軽減を考えながら県民体育祭の開催方法を模索していきたい」としています。

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