記者会見するIPCのパーソンズ会長。右はパリ・パラリンピック組織委のエスタンゲ会長=パリ郊外(共同)

 【パリ共同】パリ・パラリンピックの開幕を翌日に控えた27日、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長がメインプレスセンターで記者会見し、五輪に続いてパリの観光名所が試合会場として活用される今大会について「史上最高の大会になると真に信じている」と期待を込めた。  開会式は初めて競技場外で開催される。シャンゼリゼ通りから連なる市中心部のコンコルド広場が会場で「斬新なものになる」と語った。2年前の北京冬季パラの直前にはロシアがウクライナへの侵攻を開始。依然として紛争が続く国際情勢を憂い「人類は平和に向かっていない。私たちが希望のともしびになる」と強調した。


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