第106回全国高校野球選手権大会で、決勝に臨んだ東東京代表の関東第一を応援しようと、都庁第一本庁舎北展望室で23日、パブリックビューイングが開かれた。小池百合子都知事や少年野球チームの子どもら約300人が、熱戦を見守った。

 小池知事は試合前、「熱い応援の声が甲子園に届くと期待しています。東京から熱い応援をしていきましょう」とエールを送った。観客は、関東第一のユニホームに合わせた紫色のバルーンスティックを打ち鳴らし、ファインプレーや出塁のたびに大きな声援が響いた。

 惜しくも10回のタイブレークで京都国際に競り負けたが、小池知事は「残念ながら準優勝だが、(東京勢として)13年ぶりの決勝戦。関東第一のすばらしいプレーにもう一度拍手を。良い試合でしたね」と話した。

 「オール江戸川」のチームメートと観覧した坪木翔平さん(11)は「両校の良い守備で0が並んだ良い試合だった。関東第一に入って甲子園に出場したい」と話した。

 江戸川区の関東第一の校内でもパブリックビューイングがあり、生徒や地元住民ら多くの人たちが甲子園に向けて大声援を送った。(土舘聡一)

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