北海道出身の高木選手は、これまでのオリンピックで日本の女子選手最多となる7つのメダルを獲得し、1年半後に迫ったミラノ・コルティナダンペッツォ大会では2大会連続で銀メダルとなった得意種目の女子1500メートルで金メダル獲得を目標に掲げています。

高木選手は22日、去年、みずからが立ち上げた『team GOLD』のメンバーの佐藤綾乃選手や、新たに加入した男子1000メートルの日本記録保持者の野々村太陽選手らとの氷上での練習を公開しました。

高木選手はチームメートと隊列を組んで滑ったあと、課題の1つにあげているカーブへの入りとその後の加速を意識しながら滑り込んでいました。

高木選手は「昨シーズンはカーブの滑り方でいろんなアイデアを出すことができたが、それを試していくうちにシーズンが終わったので、まずはそこの滑り方をしっかり固めたい」としたうえで、「夏の陸上トレーニングから技術面や体の使い方に時間をかけてきたので、それを氷上で生かしたい。来年3月の世界距離別選手権にいちばんの照準を合わせつつ、オリンピックに向けて少しでも多くのものを積み上げていきたい」と話していました。

高木選手は今後も帯広市を拠点に練習を続け、ことし10月に長野市で行われる、今シーズン国内開幕戦の全日本距離別選手権に出場する予定です。

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