パリオリンピックの閉幕から1週間。秋田県関係選手の活躍もあり、秋田県内も盛り上がりを見せた。そして次はパラリンピック。県出身選手では、男子マラソンに秋田市出身の熊谷豊選手が出場する。19日、熊谷選手の両親に応援メッセージや激励金が贈られた。

パリパラリンピックのマラソン男子視覚障害のクラスの代表に選ばれた熊谷豊選手は、秋田市出身の37歳。東京パラリンピックに続いて2大会連続の出場だ。

男子マラソン視覚障害のクラスは3つに分かれていて、熊谷選手は,伴走者と走るか単独で走るかを選択できるT12クラスで出場する。

19日は熊谷選手の活躍を願って、代わりに出席した両親に県旗やサキホコレ30キロ、それに母校の秋田市の城東中学校、金足農業高校の後輩からの応援メッセージが届けられた。

 熊谷選手の母・熊谷慶子さん:
「生徒たちのビデオメッセージもすごいと思い感激した。息子もそれに応えて頑張ってくれればいいなと思う」

 熊谷選手の父・熊谷剛さん:
「皆さんの温かい気持ちを全部力にして頑張ってほしい」

パリパラリンピックは8月28日に開幕し、マラソンは最終日の9月8日に開催される。

東京オリンピックでは7位だった熊谷選手。後輩の熱い思いを大きな力に、目標はメダル獲得だ。

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