右肩の炎症でことし6月にけが人リストに入った山本投手は、9月の復帰を目指してリハビリを進めていて、7月からキャッチボールやブルペンでの投球練習を再開しています。

16日の試合の前にけが人リストに入ったあと初めてバッターを相手に実戦形式の投球練習を行い、のべ5人のバッターに対して変化球も交えて17球を投げて、ヒット性のあたりはなく、三振2つを奪いました。

ストレートの球速は150キロを超えていたということで、ゴームスゼネラルマネージャーやピッチングコーチなどが見守るなか、順調な回復ぶりを見せました。

今後はあと2回ほど実戦形式の投球練習をしたあと、マイナーリーグでの登板を経て具体的な復帰の時期を探っていくということです。

山本投手は「期間は空いたが、それにしてはすごく感覚よく投球できた。打者に対して投げられたことは大きなことでほっとしているが、試合に復帰するところに向けて変わらずやっていきたい」と話していました。

プレーオフ進出争いを続けるドジャースは、けがにより先発ピッチャー陣の手薄な状態が続いていて、山本投手がシーズン終盤に復帰できればチームを勢いづけると期待されています。

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