(16日、第106回全国高校野球選手権大会3回戦 滋賀学園6―2霞ケ浦)

 地元の滋賀をはじめ12都府県から部員が集まる滋賀学園。沖縄出身の部員もいて、アルプス席では応援曲「ハイサイおじさん」や指笛が響く。

 三塁側アルプス席では、この日も各地から訪れた保護者らが声援を送った。国仲優星選手(3年)の家族は沖縄県浦添市から来た。開会式の前から宿泊を続けている。父の直樹さん(51)は「試合がない日はリモートワークをしています。テッペンをとるまで泊まります」と笑顔をみせた。母の梨奈さん(47)は優星選手に「自分の仕事をしっかりしてほしい」とエールを送った。

 4番の岡田幸大選手(3年)の家族は石川県小松市から車で来た。「毎回ドキドキさせてくれてありがたい」と父の諭さん(53)。初回、岡田選手が先制の適時三塁打を放つと、「ほっとしました」と感無量の様子だった。(仲程雄平)

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