京都国際の小牧憲継監督=京都市東山区で2024年8月11日午前10時14分、日高沙妃撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第8日の14日、阪神甲子園球場で2回戦があり、京都国際が春夏通じて初出場の新潟産大付に4―0で零封勝ちし、4強入りした2021年大会以来、3年ぶりの3回戦進出を決めた。

 京都国際・小牧憲継監督の試合後の主なコメントは次の通り。

京都国際・小牧憲継監督

 (六回まで互いに無得点で)苦しかったし、動かしにくい試合だった。なかなか思い通りにいかなかったが、勝ち上がっていくには、やはりこういうゲームをしないといけないのだと思った。(昨秋に新チームに変わった時)打てないところからスタートした。こういう展開、我慢比べの試合は慣れている。これが自分たちの戦い方だと割り切って、流れが来るまでじっと我慢しようと言い続けていた。

 (先発左腕の2年生、西村一毅投手は)もっと緊張してだめかなと思った。まだ経験の浅さもあるが落ちついてしっかり投げてくれた。新潟産大は右打者が多いので、(エース左腕の中崎琉生投手)よりも西村のチェンジアップがうまくはまると思って先発を託した。

 (中崎投手は2試合連続温存)温存というよりは(西村と)2人の力は同じ。今日も行ける準備はしていた。練習試合では継投もやっているので、相手との兼ね合いで考える。

 (今春の選抜大会にも出場したが)これだけ満員のお客さんの中で試合をしたのは初めて。足を踏み入れた時から球場の独特な、異様な雰囲気を感じた。どうしても浮足立ってしまった部分はあったが、この雰囲気は甲子園に来たから味わえた。選手たちには引き続き「地に足をつけてやっていこう」と伝えたい。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。