智弁学園の小坂将商監督

 第106回全国高校野球選手権大会は第8日の14日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、智弁学園(奈良)が今春センバツ王者の健大高崎(群馬)に2―1で勝ち、2年連続の3回戦進出を決めた。夏の甲子園30勝目。試合後の智弁学園・小坂将商監督の主な談話は以下の通り。

智弁学園・小坂将商監督

 選手たちが自分が思っているより動いてくれている。(九回は)良い場面で佐坂に回ったから。もう佐坂でダメだったら割りきれる。(先発の田近は)智弁学園のエースらしいピッチャーになってきた。

 きょうは(相手捕手の)箱山(遥人)くんVS智弁学園だったと思う。(三回の)1発目の盗塁も完璧に刺されましたけど、それでも行くぞと指示を出していた。(六回に)箱山くんに一塁へのけん制で刺されたのは反省点だったと思うのでしっかりやりたい。

 (田近投手のチェンジアップは)元々良いです。スライダーも良くなってきましたし。真っすぐがコースに投げられるようになってきたのが大きかった。

 (相手の石垣投手を)早く出させたいというのがあった。早く出させて打ち崩したいというのがあった。

 うちも(2016年に)経験しましたけど、センバツで優勝すると(春夏連覇の懸かる夏は)2回目(の試合)がポイントやと思うんですよ。それを選手にも言っていたので。倒すなら(1回勝った後の)2回目やと言っていた。うちも(16年夏の甲子園で2戦目の)鳴門に負けましたから。ずっと気を張っていると思うんですよ、健大高崎さんは。負けたらあかんというイメージをずっと持っている。隙(すき)じゃないですけど、つけいるところだった。

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