健大高崎の青柳博文監督=阪神甲子園球場で2024年3月31日、三浦研吾撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第8日の14日、阪神甲子園球場で2回戦があり、今春のセンバツ優勝の健大高崎(群馬)が智弁学園(奈良)に、1―2で敗れた。健大高崎・青柳博文監督の試合後の主なコメントは次の通り。

健大高崎・青柳博文監督

 (春夏連覇を目指して臨んだ夏を終えて)素晴らしいチームだったが最後の最後、もう一歩行けなかったのが非常に悔しい。今日の試合も含めて打力がちょっと……。持ち味の攻撃力が落ちた。(完投した智弁学園の田近楓雅投手は)チェンジアップ、スライダーを低めに集めて、それをなんとか打たないように言ってきたが、なかなか徹底できなかった。自分の言い方が良くなかった。

 (夏を勝つ難しさをどう考えているか)夏は各チームが集大成として人生を懸けてやってくる。その気持ちに負けない強さがないと勝てない。力があっても勝てない。精神的な面が非常に大事かなと思う。

 (青柳監督の隣のお立ち台で箱山遥人選手が涙を流しているが、どんなキャプテンか)箱山は人生を野球に懸けてきた。このチームをほんとに愛し、自分と同じ気持ちでやってくれた。

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