【霞ケ浦-智弁和歌山】七回表霞ケ浦、足がつった二走の矢田貝を介抱する智弁和歌山の選手たち=阪神甲子園球場で2024年8月13日、山崎一輝撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第7日の13日、2回戦があり、智弁和歌山と対戦した霞ケ浦(茨城)の二塁走者、矢田貝(やたがい)優選手が足を痛め、つったような仕草を見せて倒れる場面があった。その際に智弁和歌山の選手が駆け寄り、救護した。

 霞ケ浦は、七回1死一、二塁で、羽成朔太郎(はなり・さくたろう)選手が右飛を放った。二塁走者の矢田貝選手はスタートした後に戻ろうとしたところで足がもつれ、二塁ベース付近で倒れ込んだ。智弁和歌山の選手が駆け寄り、両足をかばうように持ち上げる場面があった。その後、矢田貝選手は担架で運ばれた。智弁和歌山の選手たちのとっさの対応にスタンドからは拍手が送られた。【黒詰拓也】

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