【霞ケ浦-智弁和歌山】八回裏智弁和歌山2死、花田が本塁打を放つ=阪神甲子園球場で2024年8月13日、大西岳彦撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第7日の13日、2回戦があり、霞ケ浦(茨城)と対戦した智弁和歌山の花田悠月選手(3年)が八回に木製バットで今大会第4号となる左越えソロ本塁打を放った。

 智弁和歌山は3点を追う八回、途中出場の3番・高桑京士郎選手(3年)の左越え2ランで1点差とすると、木製バットで打席に立った4番・花田選手も左翼席にアーチを架けて追いついた。2者連続本塁打は、2023年夏の1回戦で仙台育英(宮城)の尾形樹人選手と湯田統真選手が、浦和学院(埼玉)戦で記録して以来、28回目。

 今春から新基準の低反発の金属バットに完全移行したことを受け、木製バットを使用する選手がいる。今春のセンバツでは本塁打が計3本(うち1本はランニング本塁打)にとどまり、金属バットがセンバツ大会に導入された1975年以降、最少となっていた。【下河辺果歩】

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