【東海大相模-富山商】八回表東海大相模1死、柴田が右越え本塁打を放つ=阪神甲子園球場で2024年8月12日、滝川大貴撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第6日の12日、阪神甲子園球場で2回戦があり、東海大相模(神奈川)の柴田元気選手(2年)が富山商戦で今大会初となる本塁打を放った。大会6日目での大会第1号は、金属バットが導入された1974年以降で最も遅い記録となった。

 八回1死で左打席に入った柴田選手は、2球目の内寄りの直球を強振すると、快音を響かせた打球は右翼席に吸い込まれた。豪快な一発に甲子園は大歓声に包まれた。

 今春から新基準の低反発の金属バットが導入された。センバツ大会では本塁打数はわずか3本(うち1本はランニング本塁打)にとどまり、金属バットがセンバツ大会に導入された75年以降、最少となっていた。【牧野大輔】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。