第106回全国高校野球選手権大会は第6日の12日、阪神甲子園球場で2回戦があり、東海大相模(神奈川)の柴田元気選手(2年)が富山商戦で今大会初となる本塁打を放った。大会6日目での大会第1号は、金属バットが導入された1974年以降で最も遅い記録となった。
八回1死で左打席に入った柴田選手は、2球目の内寄りの直球を強振すると、快音を響かせた打球は右翼席に吸い込まれた。豪快な一発に甲子園は大歓声に包まれた。
今春から新基準の低反発の金属バットが導入された。センバツ大会では本塁打数はわずか3本(うち1本はランニング本塁打)にとどまり、金属バットがセンバツ大会に導入された75年以降、最少となっていた。【牧野大輔】
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