陸上女子マラソン、6位となり日の丸を掲げる鈴木優花=パリで2024年8月11日、中川祐一撮影

 パリ・オリンピック最終日は11日、当地のパリ市庁舎―アンバリッド(廃兵院)の42・195キロで女子マラソンが行われ、初出場の鈴木優花選手(24)=第一生命グループ=が6位に入り、日本勢としては2大会連続となる入賞を果たした。レース後の主な談話は以下の通り。

 <初めての五輪での入賞>

 初めて(世界トップの)ケニア選手、エチオピア選手たちのペースの変動を身をもって体感できました。すごく(その選手たちに)つくのも、不安が一回よぎったんですけど、やっぱりつかないと入賞はできないと思っていたので、「自分の行けるところまで行こう」と決めて必死についていきました。

 <これまでの練習のどんな成果が出たか>

 これほどアップダウンのひどいコースはなかなかないですけど、米国合宿で(所属する第一生命グループの)山下(佐知子)アドバイザーと一緒に相談しながら、アップダウンの激しいコースを作って、何回も取り組めたことが一番の要因かなと思います。

 <五輪で自己ベスト記録を出した>

 このアップダウンの中で、わずかながら自己ベストを更新できたことは、これから日本国内のより平坦(へいたん)に近いコースや、海外のタイムの出やすいコースに挑んだ時に、自分はどこまで行けるかがより少し見えたかなと思っています。

 <今回がマラソン4回目。これからどんなランナーを目指していきたいか>

 まずは第一生命(グループ)に入ったからには入賞だけでなく、こういったところでもメダルを獲得できるところまで何としてでも行きたいです。

 <初めてのオリンピックはどうだったか>

 とても楽しかったです!

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