パリオリンピック大会15日目は、金メダルラッシュとなりました。
フジテレビのパリ支局特設スタジオから、勝野健キャスターがお伝えします。

新競技・ブレイキンでは、AMIこと湯浅亜実選手(25)が初代女王に。
レスリングでは樋口黎選手(28)、そして、櫻井つぐみ選手(22)が男女そろって金メダルを獲得しました。

今大会唯一の新競技、ブレイキン。
上げ上げの音楽とノリノリの観客が見守る中、決勝に世界ランキング3位のAMIこと湯浅亜実が登場しました。

DJが流す即興の音楽に合わせ1対1でダンスを踊りあい、技術や表現力などを競います。

ダイナミックなダンスで、コンコルド広場に集まった観客を沸かせるAMI。

運命の判定は、AMI選手が3 - 0で勝利し金メダル。
見事、ブレイキン初代女王に輝きました。

ブレイキン女子・AMI:
すごくうれしいです。でも自覚がなくて、ちょっとふわふわしている状態です。新しい挑戦で、みんなで作り上げていったものだから、最終的にはすごくいいステージだったんじゃないかなと思っています。

そして10日夜は、男子ブレイキンがスタート。
日本のエース、SHIGEKIXこと半井重幸選手が登場します。

男女ダブル金メダルに期待が高まります。

レスリングでも、男女2階級で金メダリストが誕生しました。

男子フリースタイル57kg級の樋口黎選手は、8年前のリオオリンピックで悔しい銀メダル。
この決勝では強豪アメリカの選手を下し、悲願の金メダルを手にしました。

男子フリースタイル57kg級・樋口黎選手:
自分が世界で一番強いと思って、それに応援してくれる方々もいたので、その期待に応えられて本当に良かった。

女子57kg級の櫻井つぐみ選手は決勝でも積極的に攻め、6 - 0で快勝。
初出場で金メダルを獲得しました。

女子57kg級・櫻井つぐみ選手:
本当に最高です、ここで優勝するために練習してきたので、いろんな人に支えてもらってここまで来ることができて、優勝できて本当に良かったです。

レスリングはここまで金メダル5つ、銅メダル2つと、快進撃が続いています。

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