パリ・オリンピック(五輪)第15日の9日、レスリング女子57キロ級の桜井つぐみ(22)=育英大助手=が初出場で金メダルを獲得した。

 高知県出身。父優史さんの始めたキッズレスリング教室で3歳から競技を始めた。全国中学生選手権で3連覇を達成し、全国中学選抜選手権は2度優勝。2020年全日本選手権女子55キロ級で初優勝。翌年の世界選手権でも同階級の頂点に立った。その後、五輪階級の57キロ級に変更。組み手が巧みで、パリ五輪の選考が本格化すると、16年リオデジャネイロ、21年東京と2大会連続優勝の金城(川井)梨紗子らを破って、23年世界選手権に出場。金メダルを獲得し、パリ五輪代表に内定した。

 男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎とは幼なじみ。

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