パリ・オリンピック第15日は9日、陸上男子リレー400メートルリレー決勝が行われ、日本は5位に終わり、この種目2大会ぶりのメダル獲得はならなかった。決勝後の日本選手たちの主な談話は以下の通り。
坂井隆一郎選手
<どんな気持ちでスタートを>
そうですね。本当にたくさんの方が応援してくれていたので、それに応えたいという一心で走ったんですけど、本当にたくさんの応援ありがとうございました。
<走りはどうだったか>
本気でメダルを狙ってましたし、いけるタイムだと思っていたので、本当に悔しいですね。
<初めてのオリンピックどんな体験になったか>
本当に観客の方がたくさんいて、すごい盛り上がった大会だったので、少しでも100メートルのリベンジということで、400メートルリレーに挑んだんですけど、そこでやっぱりメダルが取れなかったのは、また自分の弱さだなというふうにはお疲れ様でした。
サニブラウン・ハキーム選手
<予選の1走から2走に代わった>
もっと、もっと思いっきり出られたかなと思います。加速自体も悪くなかったんですけど、もっと思いっきり出てたら、早い段階で、桐生さんに渡して、加速させてもらえたんで、それでそっから上村に渡すところまで、もっともっと前で渡せたかなと思うんで。
こればっかりは本当にぶっつけ本番でやってシーズンベストを出したっていう感じにはなりましたけど、まだまだ足りないですし、自分も本当にどこでも行けるようにもっともっとバトン練習しなきゃいけないなっていうのは、改めて感じたところだと思います。
<今回のオリンピックはどんな大会になった>
今回は、全体を通して、ものすごい悔しい結果になりまして。200メートルも思ったような結果が出ず、4継(400メートルリレー)も本当に金メダルを目指してここまで、みんな切磋琢磨(せっさたくま)してきましたけども、本当に努力の末、かなわずというわけで。
これの反省点を踏まえて、これからまだ自分らの競技人生終わりじゃないですし、本当に来年の東京の世界陸上であったり。28年のロサンゼルス・オリンピックで、しっかり日本の皆さんの前で金メダルを取って終わりたいなと思います。
桐生祥秀選手
<チームとしての走り振り返って>
やっぱメダルを狙っていたところ、届かなかったんで、そうですね。悔しいですね。
<それでも予選とオーダーを替え、最善を尽くしてのシーズンベストだった>
急きょ、決勝で(サニブラウン)ハキーム君に2走を任せて。本当だったらハキームくんは100メートルで結構、疲れてるはずなので、このメンバー1から3の時点でもっとリードを取って、ハキーム君がアンカーでってそういうメンバーで何だろう。
タイムをもっともっと上げたらいいのかなと思っているんで、やっぱりちょっと頼っている部分があると思うから、それは前から言ってことですけど、置いていかれないように、そしてハキームくんとしっかり個人でも勝負できるようにならないといけないなと思います。
<メダルの喜びも悔しさも感じた3回目のオリンピックはどうだったか>
メンバーは違えども、やっぱりバトンというのは日本の伝統が続いてますし、いろいろ注目してもらっている部分があるので、次からはちょっと僕自身はまだわからないですけど、しっかりと足が速くなるようにしたいと思います。
上山紘輝選手
<世界の強豪とメダルを争って走るホームストレートはどんな気持ちだったか>
もう緊張とかはなかったですけど、しっかり勝負しないといけないと思ったのでそこで、戦えなかったのは悔しいですし、まだまだ足りないなと思います。
<レースが終わった後、4人でどんな話をしたのか>
本当に1番で持ってきてもらって、どんなリードでもしっかり守らないといけないところを、本当に悔しい結果になったので、「ちょっとすいません」って話もしましたし、本当に頑張った結果といえばそうかもしれないですけど、まだ力が足りなかったなと思います。
<上山選手の最初のオリンピックはどんな大会だったか>
僕個人もそうですけど、リレーも本当に悔しい結果で終わってしまったので、来ただけで終わったわけではないですけど、本当に悔しい結果で終わったなと思います。
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