2組の結果が確定すると、4人は抱き合って喜んだ。陸上男子1600メートルリレーで日本が2004年アテネ五輪以来、20年ぶりの決勝進出を決めた。3走の佐藤風雅は「決まった瞬間、少し涙が出ました」と喜んだ。
1組目の日本は中島佑気ジョセフ、川端魁人、佐藤風雅、佐藤拳太郎の順番で臨んだ。1走の中島から攻めの走りを見せ、2分59秒48の日本新記録で組4着。タイムで拾われ、全体4番目の記録で10日の決勝に進んだ。
川端以外の3人は個人種目の400メートルで敗者復活戦を辞退し、リレーに専念することを話し合って決めた。
決勝では、この種目の日本勢初となる表彰台を目指す。佐藤拳は「足がちぎれるくらいの気持ちでいく」。(辻隆徳)
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