パリオリンピック、陸上の男子1600メートルリレーは2組の予選に分かれて行われ、各組の上位3着に入るか、4着以下のタイム上位の2チームにも入れば10日の決勝に進みます。

日本は、この種目で実力を発揮するために男子400メートルの敗者復活ラウンドを欠場した中島佑気ジョセフ選手、佐藤風雅選手、佐藤拳太郎選手の3人と川端魁人選手を加えた4人で臨みました。

1走の中島選手が好スタートを切って安定した走りを見せて2番手につけ、2走の川端選手と3走の佐藤風雅選手も上位に食らいついてアンカーの佐藤拳太郎選手にバトンを渡しました。

400メートルで日本記録を持つ佐藤拳太郎選手も粘り強い走りみせて4着でフィニッシュしました。

タイムは、2022年の日本記録を100分の3秒更新する2分秒59秒48をマークしました。

日本は着順では、上位3着に入れませんでしたが4着以下のタイムで上位に入り、全体の4番目の記録で2004年のアテネ大会以来、20年ぶりに決勝に進みました。

中島「1走からしっかり流れ作る」

個人の悔しい結果を修正して1走からしっかり流れを作っていくことをチームとして考えていた。それができれば日本記録を出して決勝進出できると思っていた。

川端「メダルに向かいチーム一丸で」

いい形で後半につなぐのがチームの作戦だったのでよかった。先輩方が届いていないメダルに向かってチーム一丸で頑張りたい。

佐藤風雅「決勝ではメダル獲得を目標に」

予選2組目の結果を待っている時間は緊張したが、これで決勝にいけなかったら仕方がないと思っていた。決勝ではメダル獲得を目標に頑張りたい。

佐藤拳太郎「こんなところで足踏みしていられない」

4着に入れたのはよかった。前の3人がレースを作ってくれて、日本記録が出せた。
メダルを狙っているチームなので、こんなところで足踏みしていられなかった。決勝に残れてよかった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。