ボルダー&リードは、「課題」と呼ばれる4つのコースを登った数で競うボルダーラウンドと、1回の挑戦で、登った高さを競うリードラウンドの合計点で争われます。

昨シーズン、ワールドカップの2種目で年間総合優勝を果たした17歳の安楽選手は、準決勝1位となって、日本選手でただ1人、9日の決勝に進みました。

安楽選手は、前半のボルダーラウンドで、1つ目の課題を1回の挑戦で登り切る「一撃」で完登したあと、2つ目も、出場した8人のうちでただ1人、完登に成功しました。

難しい設定の課題にほかの選手たちが苦しむ中、安楽選手は、パワーが必要となる3つ目と、4つ目の課題は完登できませんでしたが、前半を終えて69.3ポイントで、トップに立ちました。

2位には、わずか1ポイント差で、アメリカのコリン・ダフィー選手がつけています。

安楽選手は、初出場のオリンピックでメダル獲得を目指し、このあと行われる決勝リードラウンドに臨みます。

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