ボルダー&リードは、「課題」と呼ばれる4つのコースを登った数で競うボルダーラウンドと、6分の制限時間のなか1回の挑戦で登った高さを競うリードラウンドの合計点で争われます。

女子の準決勝、日本勢は前半のボルダーラウンドで野中選手が7位、森選手が11位につけ、8日は後半のリードラウンドが行われました。

リードを得意とする森選手は柔軟性と指の力を生かして、最後のホールドに触れる高さまで登り、このラウンドでトップに並ぶポイントを獲得し、2日間の合計で150.1ポイントとして4位に順位を上げ上位8人による決勝進出を決めました。

森秋彩選手
最後は苦しかったですが、日々の練習を思い出して力を出しきれました。決勝はもっとハードでおもしろい課題だと思うのでのびのび登って、見ている方々に夢や希望を与えられたらと思います。

一方、前回の東京大会の女子複合で銀メダルだった野中選手は、得点を伸ばすことができず、合計では115.5ポイントで9位となり、決勝に進むことはできませんでした。

野中生萌選手
落下した時は疲れて腕も張ってきていたのでもっといい選択ができたと思いますが、自分のきょうのベストは出せたと思います。

女子ボルダー&リードの決勝は10日に行われます。

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