中断期間を終えて8月7日、再開を迎えたサッカー明治安田J1リーグ。アルビレックス新潟はジュビロ磐田と対戦し、2点を先制しますが、またも試合終了間際に追いつかれ勝ち点を落とす結果となりました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「2週間以上の中断期間を挟んで迎えた今節は勝ち点差4で下位のジュビロ磐田との一戦。J1残留のためにも負けられない戦いです」

1カ月ぶりにホームに戻ってきたアルビ。

リーグ前半戦では2-0と完敗したジュビロ磐田との試合は左眼窩底骨折のケガから復帰し、3カ月ぶりにビッグスワンのピッチに立った宮本が躍動します。

試合開始直後に宮本が相手のパスを奪い松田につなぐと最後は長倉。さっそくチャンスをつくりペースをつかむと、待望の先制点は前半14分に飛び出しました。

前線へ動き出した宮本に秋山が浮き球のパスを送ると、宮本の復活を印象づける移籍後、そしてJ1初ゴールが決まります!

【宮本英治 選手】
「自分でもビックリしている。早く新潟で初ゴールを取りたかったので、それがビッグスワンでああいう劇的なゴールになってうれしい気持ちでいっぱい」

たたみかけるように、このゴールをアシストした秋山が続きます。相手のディフェンスを交わすと中央に切り込んで右足を一閃!

相手の足に当たり、軌道の変わったボールがゴールに突き刺さり2-0に。

リードして試合を折り返し、さらに点差を広げようと後半も猛攻を仕掛けるアルビ。しかし、フィニッシュの精度を欠き、追加点を奪うことができません。

すると後半21分、左サイドからのクロスにフリーとなったジャーメインが頭で合わせ、1点を返されます。

さらに試合終了間際、スルーパスからセンターバックを振り切り得点したのはまたもジャーメイン。前回対戦でも2点を決められたストライカーを封じることができませんでした。

アルビが試合終盤に追いつかれる展開は今シーズン3度目。試合の終わらせ方に課題が残る結果となりました。

【秋山裕紀 選手】
「ドローになってしまったところ、何試合もこれを続けてしまっているので、もう少し改善していかないといけない部分はあると思う。切り替えて、次のゲームは勝ち切れるようにいい準備をしていきたい」

次節は8月12日、ホームで京都サンガFCと対戦します。

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