混合団体決勝 代表戦で敗れた斉藤立(手前)に声をかける高市未来(奥左)ら=パリ(共同)

 【パリ共同】パリ五輪第9日の3日、柔道の混合団体で日本は2大会連続の銀メダルだった。初採用された前回大会に続き決勝でフランスに屈した。  フェンシングの女子サーブル団体で江村美咲(25)=立飛ホールディングス、高嶋理紗(25)=オリエンタル酵母工業、福島史帆実(29)=セプテーニ・ホールディングス、尾崎世梨(21)=法大=の日本が銅メダルを獲得。男女を通じてサーブル種目で初の表彰台に立った。  バドミントン女子ダブルスの志田千陽(27)松山奈未(26)組=再春館製薬所=も銅メダル。  サッカー女子の日本は準々決勝で延長の末に米国に屈して敗退した。  体操の男子種目別決勝のあん馬で杉野正尭(25)=徳洲会=は6位。競泳男子100メートルバタフライ決勝で水沼尚輝(27)=新潟医療福祉大職=は8位、混合400メートルメドレーリレー決勝の日本も8位だった。  ゴルフ男子の第3ラウンドは首位で出た松山英樹(32)がトップと3打差の4位に後退した。  斉藤立の話 個人戦で負けてしまって切り替えることができなくて、しょうもない試合をしてしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。自分の全てが五輪の舞台に値するものではなかった。4年後に借りを返したい。  阿部一二三の話 本当に悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいだ。66キロ級なら決められるところが決められない甘さがあった。もっと強さを追い求めないといけない。今後に生きる試合になった。  江村美咲の話 なかなか自分のフェンシングをつかめなくて、ずっと苦しい戦いだった。チームメートが粘り強く戦ってくれて、自分も最後まで何とか気持ちを保って戦うことができた。  池田太・サッカー女子日本代表監督の話 選手たちのハードワークが報われる結果とならなかったことが残念。最後までファイティングポーズをとって戦ってくれたことは本当にうれしく思うし、素晴らしいチームだった。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。