熱戦が続くパリオリンピック。陸上男子10000メートルでは静岡県浜松市出身の太田智樹選手が初めての夢舞台に立ち、地元からも熱い声援が送られました。

日本時間の2日朝に行われた男子10000メートル。初めてのオリンピックに挑んだのが日本歴代2位の記録をもつ浜松市出身・太田智樹選手でした。

落合 健悟記者:時刻は午前4時過ぎです。早朝にも関わらず多くの市民が太田選手の応援に駆け付けています

浜松市浜名区では地元町内会のメンバーや同級生たちおよそ300人がバルーンを手に持ってパリへ声援を送ります。

レースでは東京オリンピックの金メダリストなどエチオピア勢がスタートから稀にみるハイペースに持ち込むとこれにより長い縦長の集団が形成され、太田は最後方での苦しい戦いに。オリンピック記録の超ハイペースから2500m付近で大きく突き放された太田。結果は24位に終わりましたが、地元からは大きな拍手が送られました。

陸上部の後輩:自分とは次元が違って浜松の誇りだなと思いました。太田選手みたいになれるように有名な選手になれるようにがんばりたいです

太田智樹選手:(五輪は)想像していたよりもはるかに熱量もあって、もっと楽しみたかったんですけど、残念な結果だったのでまた4年後、もう1度ここに帰ってこれるように頑張りた

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