世界ランキング10位の大堀選手は予選リーグで2連勝して決勝トーナメントに進み、1日は世界20位でシンガポールのジャーミン・ヨー選手と対戦しました。

第1ゲーム、大堀選手はネット際へのショットを巧みに使ってくる相手に対してミスが続き、11対21で落としました。

第2ゲームは一転、大堀選手が相手を前後左右に揺さぶりながら、コートのサイドいっぱいに持ち味の力強いスマッシュを決めて得点を重ね、21対14で奪いました。

第3ゲームは一進一退の攻防となり、大堀選手はネット際に打たれたショットに飛びつくなど勝利への執念を見せました。終盤には相手に先にマッチポイントを握られましたが、粘り強くショットを返し続けてポイントを取ると、最後はラリーを制して24対22で取り、ゲームカウント2対1で競り勝ちました。

試合終了直後には両者がコートに倒れ込む熱戦で、大堀選手は初めてのオリンピックで準々決勝に進出しました。

大堀選手は日本時間3日の準々決勝で、スペインの世界4位、カロリナ・マリン選手と対戦します。

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