競泳女子200メートル平泳ぎ決勝、4位となった鈴木聡美=ラデファンス・アリーナで2024年8月1日、和田大典撮影
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 パリ・オリンピック第7日は1日、競泳女子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、33歳の日本競泳史上最年長五輪スイマーとして出場した鈴木聡美選手(ミキハウス)は2分22秒54で4位だった。銅メダルに1秒49届かなかった。決勝後の主な談話は以下の通り。

 <泳ぎ終えて>

 もう正直、怖かった。控え場所から、なぜ私なのかとの不安とか、200メートルはどうしても苦手意識が強い種目で、これだけたくさん練習してきたので、自信もっていいはずなのに、心細さとか出て。ただ、自分のレースをしなきゃと、しっかり泳ぐことができて、最低限の選考会よりも速く泳ぐ目標は達成できて、自分に拍手。結果を見れば3位まであと少しで、メダル獲得できなかった悔しさと両方の感情がぶつかり合っている。

 <なぜ自分なんだとの思いは、泳ぐ中で払拭できたか>

 最後の50メートルでぎりぎりで、たくさん練習やってきて、しんどい思いもしてきて、その思いを払拭するのはここしかないと決勝で表れた。

 <久しぶりの五輪出場>

 目標は自己記録の更新を掲げていて、達成できなかったが、12年ぶりに200メートルで決勝に残れたことは、またとないチャンスでとてもすばらしい経験ができた。なおかつ4位まで順位を上げられて、もう少し狙ってもいいんじゃないかと目標意識、向上意識も芽生え始めたので、(今後については)コーチと相談したい。

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