3大会連続となるオリンピック出場で、初のメダル獲得が期待される、世界ランキング6位の山口選手は、予選リーグを1位で突破し、決勝トーナメントの1回戦で世界16位のタイのスパニダー・ゲートーン選手と対戦しました。

山口選手は素早いフットワークから緩急をつけた多彩なショットを繰り出して、序盤から相手を圧倒し、第1ゲームを21対6でとりました。

第2ゲームは序盤こそ相手にリードを許したものの、粘り強いラリーで相手のミスを誘って徐々に主導権を奪い返し、21対13でストレート勝ちを収め、3大会連続となる準々決勝進出を決めました。

山口選手は日本時間の3日に行われる準々決勝で、世界ランキング1位で韓国のアン・セヨン選手と対戦することになり、初のベスト4進出に向けて正念場の一戦となりそうです。

準々決勝は世界ランク1位の選手と対戦「向かっていくだけ」

試合後、山口選手は「きのうの試合の終盤でいい感覚をつかむことができたので、その経験を生かして、きょうは思い切ったプレーができた」と話し、第3ゲームまでもつれて苦しんだ予選リーグの第2戦が、調子を取り戻すきっかけになったと明かしました。

準々決勝では世界1位で韓国のアン・セヨン選手と対戦することになり「今、いちばん強い選手だと思うので、向かっていくだけ。どんどんチャレンジして必死に食らいつきたい」と意気込んでいました。

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