高山選手は、初戦の2回戦は開始早々得意の寝技で一本勝ちし、準々決勝でことしの世界選手権で優勝したドイツのアナ マリア・ワグナー選手と対戦しました。

高山選手は手ごわい相手になかなか技を繰り出すことができず、指導を3回受けて反則負けし、敗者復活戦にまわり、敗者復活戦ではオランダの選手に開始3分すぎ、大腰で一本勝ちしました。

3位決定戦は、ポルトガルのパトリシア・サンパイオ選手と対戦し、得意の寝技に持ち込めない展開の中、大外刈りにいったところを返されて、開始1分すぎに技ありを取られ、3分すぎにも背負い落としで技ありを取られて、合わせ技一本で敗れました。

高山選手は初めてのオリンピックでメダルにあと一歩届かず、5位でした。

▽金メダルはイタリアのアリーチェ・ベッランディ選手、
▽銀メダルはイスラエルのインバル・ラニル選手、
▽銅メダルはサンパイオ選手と中国の馬振昭選手でした。

高山「この結果で本当に悔しい」

高山莉加選手は「準々決勝で負けて悔しくて、いろんな気持ちがありましたが、観客席を見ると日本の国旗がいっぱいあって、ここで負けちゃダメだと思い、気持ちを立て直して戦いました。この結果で本当に悔しいです」と泣きながら話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。