サッカー女子日本代表の金沢市出身、北川ひかる選手は、日本時間で1日未明に行われたパリオリンピックのナイジェリア戦に今大会初めて先発出場し、フリーキックで代表初ゴールを決めるなどの活躍で日本の勝利に貢献しました。

ケガのためこれまで出場しなかった北川ひかる選手は、1次リーグ最終戦のナイジェリア戦に今大会初めて先発に名を連ねました。金沢で行われた代表戦と同様、左サイドバックで先発した北川は、攻守に活躍します。

日本は前半、浜野と田中のゴールで2点をリードします。前半42分にナイジェリアに1点を返されますが、日本はアディショナルタイムにゴール正面でフリーキックを獲得します

北川ひかる選手:
「本当は(長谷川)唯さんに蹴ってもらおうと思ったんですけど唯さんに蹴ってみたらと言われて…」

北川のフリーキックはゴール右隅に決まり、ナイジェリアを引き離します。北川はオリンピック初出場にして初ゴール。

これで流れを引き戻した日本はこのまま3対1で快勝し、決勝トーナメント進出を決めました。

北川選手:
「(ボールが)すごくいいところに行ったなあと自分でも思ったんですけどまさか入るとはって感じで。とにかく(点が)入ってチームの力になれてよかったなと思います。金メダルはチームとしても目指していますし、1戦1戦がチーム一丸となって戦うだけだと思うので、自分自身もそうですけど全力でがんばります」

日本は1次リーグを2勝1敗、勝ち点6でグループ2位となり、東京オリンピックに続いて決勝トーナメント進出。次は日本時間の3日午後10時から強豪アメリカと対戦します。

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