パリの検察当局によりますと、26日に開幕したパリオリンピックに出場している3人のイスラエル選手に対して、危害を加えると予告するメールが送られました。

メールの詳しい内容は明らかにされていませんが、捜査当局はNHKの取材に対して、特定の国家や宗教に対する差別などから殺害すると脅迫した疑いで、捜査を始めたとしています。

またAFP通信は、開会式が行われた26日、大会に出場しているイスラエル選手の個人情報が、SNSのテレグラム上で不正に公開されたと伝えました。

公開された情報には、選手の血液検査の結果や、ネット上のサービスに接続するパスワードなどが含まれており、当局が削除する措置をとったということです。

パレスチナのガザ地区で戦闘が続く中、オリンピックではイスラエル選手団の安全の確保が課題となっていて、暫定内閣のダルマナン内相も「イスラエルは最も標的にされている代表団の1つだ」と述べ、24時間態勢で警備にあたるとしています

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