平井選手は、ことし3月の代表選考の大会で100メートルバタフライで池江璃花子選手を破って優勝するなど、急成長を遂げてきた高校生です。

予選と準決勝では56秒台の好タイムをマークして初めてのオリンピックで決勝進出を果たしました。

そして、日本時間の29日行われた決勝では、前半の50メートルで26秒66のタイムで8位と出遅れて、その後も伸びず57秒19のタイムでフィニッシュして、7位でした。

女子100メートルバタフライの金メダルはアメリカのトーリー・ハスク選手でタイムは55秒59でした。

銀メダルはアメリカのグレッチェン・ウォルシュ選手、銅メダルは中国の張雨霏選手でした。

平井「自分の力を出しきれずに終わってしまった」

平井選手は「スタート直後に頭に手が当たってしまったのかよくわからないですけど、失速してしまい、自分の力を出しきれずに終わってしまいました」と涙ながらにレースを振り返りました。

そのうえで、今後に向けては「将来は世界記録を目指していきたいので、ベストを更新し続けるような選手になりたいです」と話していました。

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