(28日、第106回全国高校野球選手権西東京大会決勝 早稲田実10―9日大三)

 夏1度、春1度の甲子園優勝経験がある早稲田実が9年ぶり30回目の夏の甲子園出場を決めた。

 早稲田実は一回に無死一塁から、2番打者の宇野真仁朗の適時二塁打で1点を先制。その後無死一、二塁から4番の石原優成の適時打で2点を加え、3―0とした。二回に1点ずつを取り合ったが、三回に1死一、二塁から相手の4番打者の岡本弦士に右翼スタンドへ本塁打を打たれ、4―4の同点に追いつかれた。

 その後、一進一退の攻防で八回に9―9の同点に。九回にサヨナラ勝ちした。

 昨夏は西東京大会ベスト8止まりだった。昨秋の都大会では準決勝で関東第一に敗れた。今春の都大会では4回戦で明大中野に敗れていた。

 今夏の西東京大会では、3回戦の明大八王子戦で九回に4―4の同点に追いつき、延長タイブレークで6―4で勝利。準々決勝の国学院久我山戦では、14―13と打ち合いを制した。準決勝の日大二戦も14点を奪って決勝に進んでいた。

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