全国高校野球選手権東東京大会の準決勝が27日、神宮球場であり、帝京と関東一が決勝進出を果たした。2011年以来の夏の甲子園出場を目指す帝京は13-3で東京にコールド勝ち。関東一は二松学舎大付を6-1で破り、春夏連続の甲子園切符に王手をかけた。  第1シードの帝京は先制後の五回、富浜琉心選手(3年)が3点本塁打を放ち、突き放した。金田優哉監督は「決勝は力まずにいきたい。目の前の相手を全力で倒すことは変わらない」と気を引き締めた。  関東一は五回に越後駿祐選手(2年)の2点適時三塁打などで広げたリードを、畠中鉄心投手(3年)と坂井遼(はる)投手(3年)の継投で守り切った。米沢貴光監督は「決勝では何とか食らい付いて勝負したい」と話した。  決勝は、29日午前10時から神宮球場で行われる。(昆野夏子)


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