26日に行われたパリオリンピックの開会式は通常の入場行進ではなく、選手たちが船に乗り込んでセーヌ川を下るかつてない形式で行われました。

一夜明けて、27日に行われた大会組織委員会の会見では、式に205の国と地域などから6800人の選手が参加して85隻に乗船し、30万人以上の観客が訪れたことが発表されました。

そして、エスタンゲ会長は「特別な開会式を開催することができるのだと世界に示したかった。感動的な瞬間を思い出すことは本当にうれしく思える」と振り返りました。

一方、選手が長時間雨の中にさらされたことをどう考えているかという質問に対しては「多くの選手は早めの帰宅を選ぶことができた。雨が多かったので大変だったと思うが選手は最前線に立って参加してくれたと思う。お礼を言いたい」と答えました。

また、別の会見などでは聖火台がアルミニウムで作られていて炎は電気によるもので二酸化炭素を排出しないことなどが発表されました。

午前11時から午後7時まではパリ中心部にあるチュイルリー公園に展示され、1日1万人が近寄って見学が可能で、日没から午前2時までは高さ60メートルに浮かぶということです。

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