パリ・オリンピック(五輪)のサッカー男子は27日、1次リーグの第2戦が各地であり、23歳以下(U23)日本代表はボルドーでマリ代表を1―0で下し、2連勝で2大会連続での決勝トーナメント進出を決めた。日本が年齢制限のないオーバーエージ(OA)枠を使わずに決勝トーナメントへ進むのは初めて。
日本は快勝した初戦のパラグアイ戦から先発メンバー3人を入れ替えた。前半は0-0で折り返し、後半もマリに押し込まれたが、GK小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)の好セーブなどで耐えた。後半38分、右サイドを突破した細谷真大(柏)のクロスに、佐藤恵允(ブレーメン)が合わせ、こぼれ球を山本理仁(シントトロイデン)が押し込んだ。
同じ1次リーグD組ではパラグアイがイスラエルを4-2で下した。日本は30日の1次リーグ最終戦でイスラエルと対戦する。(ボルドー=照屋健)
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