第106回全国高校野球選手権大会(日本高野連、朝日新聞社主催)に出場する聖和学園の選手や監督らが26日、朝日新聞仙台総局を訪問した。

 訪れたのは選手19人のほか、八島知晴監督、小松敬太部長、鈴木繁雄理事長、千葉剛校長。

 聖和学園の選手のほとんどは宮城県出身。仙台市出身の八島監督は「代表として、東北人らしく粘り強く、忍耐強く、宮城の豊かな自然ではぐくまれた感性を武器に戦っていきたい」と話した。

 鈴木健人副主将(3年)は「甲子園でも自分たちの泥臭い野球をしっかり徹底し、宮城県のみなさまに感動を与えられるように頑張りたい」。千葉桜太選手(3年)は「自分たちの環境に感謝して、プレーで恩返しできるように頑張る」。斎藤佑樹選手(3年)は「粘り強い野球で全国のみなさまに勇気を届けたい」と話した。

 優勝の号外や記念写真パネルを受け取り、笑顔を見せる選手もいた。

 聖和学園は31日に甲子園に向けて出発する。(岸めぐみ)

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